サーフィンにおいてどうしてイメージのズレが起きるのか?

自分は上手い、乗れてると思っている方、本当にイメージ通りのライディングが出来ていますか?『出来てるよ!!』って方にはこの記事は時間の無駄になるでしょう。

 

自分のライディングを動画で見てみると、自分のイメージしていた姿と全く違うことにショックを受けることってありますよね?自分のライディング動画を一度もみたことがない方は絶対に撮ることをオススメします。必ずと言っていいほどイメージとはかけ離れた姿にショックを受けるはずです。

 

今回の記事は、サーフィンにおいて”どうしてこの様なイメージのズレが起こるのか?”について考察してみます。

サーフィンにおいてイメージのズレが起こる理由とは?

自分のイメージと実際のライディング姿で1番大きなズレが生じるのが、”腕の動きと下半身の動き”です。

 

綺麗なライディングやスタイルのあるライディングをするためには、腕の使い方や下半身の使い方(スタンスや腰の位置など)が重要になります。自分ではそれが出来ていると思っていても、実際には腕と下半身の動きがイメージとは違ってきます。

 

なぜ、腕と下半身の動きが自分のイメージと違ってくるのか?

 

それは腕と下半身を自分の思う通りに動かせていないからです。

 

サーフィンのライディング中、あなたは視線をどこに向けていますか? 通常であれば、波のボトムを見たり、波の先を見たり、ライン上の人を確認したり、常に視点は切り替わっていると思います。

 

では、ライディング中に腕を見ていたり、脚を見ていたりする人はいるでしょうか? 普通はいないですよね。前述の様に常に視点は常に切り替わっているはずです。

 

ライディング中に腕や下半身を見ていないということは、腕や下半身は見えていないということになります。

 

ここがポイントですよ!!

 

ライディング中はその見えていない部分を正確にコントロールする必要があるわけです。ですが、見えていない部分を自分のイメージ通りにコントロールすることは難しいことなのです。このことをしっかりと理解して練習しないとズレが生じたままで上達することになり、『あの人乗れているけどスタイルが変だよね。』とか『上手いけどカッコよくないよね。』なんてサーファーになってしまう確率が高まります。

 

ここで役に立つ動画を紹介します。動画に出てくるのは陸上10種競技で日本チャンピオンだった武井壮さんです。スポーツにおいてイメージとのズレとそのズレを修正することの重要性を語っています。

どうでしょうか? 非常に理論的でサーフィンの上達にも参考になりますよね。

 

こういうことが1個ずれててサーフィンを習得するのと、動画みたいに1個正確な基準があってそこから考えて習得するのとでは伸びるスピードが全然違ってきます。

 

技術練習をする前に自分の見えていない部分を思った通りに動かす練習をしておくことが1番大事というという彼の言葉には説得力があります。なにせ、キング・オブ・アスリートと呼ばれる10種競技のチャンピオンですからね。

 

自分のライディング動画を撮ったことがない方は、絶対に撮ることをオススメします。そして、自分のイメージとのズレを認識してください。ズレを修正していくことでサーフィンがよりスタイリッシュによりカッコ良くなること間違いなしです!!