サーフィン 足の向きや角度あれこれ

サーフィン中に足の向きや角度を気にしたことありますか?あまり重要視されていない部分ですが、実は足の向きや角度を変えることでサーフィンは変わります。今回は足の向きや角度についての記事になります。

ハウツーなどにはこう書いてある

サーフィンのハウツーなどには足の向きや角度についてだいたいこの様に書いてあります。

『ストリンガーに対して前足の角度は45度、後足の角度は90度』

 

サーフィンのハウツー本などには足の角度

この角度がいわゆる基本形と考えていいかと思います。しかし、サーフィンは人それぞれスタイルがありますし体の柔らかさなども違います。いわゆる基本形と言われる形にこだわる必要はなく、違う角度を試したりすることで新しい発見があるかもしれません。では、どんなバリエーションがあるのかいくつか紹介していきます。

前足の角度を25~45度にしてみる

ストリンガーに対して前足の角度は25度~45度、後足の角度は90度

バックサイドで体を開くことが苦手な方には『ストリンガーに対して前足の角度は25度~45度、後足の角度は90度』がオススメです。これは陸上でやってみるとすぐに体感出来ます。バックサイドのターンをイメージして前足25度と45度での体の開き具合を比較してみてください。25度にしたほうが体を楽に開けるはずです。

 

この角度のメリットは体が開きやすくなること、前足の自由度が高くなることです。デメリットはレールを入れ辛くなると言われています。

 

前足の角度を45~90度にしてみる

前足の角度は45度~90度、後足の角度は90度

レールを入れるのが苦手な方やレールをもっと入れたい方には『ストリンガーに対して前足の角度は45度~90度、後足の角度は90度』がオススメです。ストリンガーに対して90度に近づく程レールに強く加重出来ます。ただし、前足を90度に近づけ過ぎると膝に負担がかかるので注意が必要です。

 

前足は45度、後足は135度にしてみる

『ストリンガーに対して前足の角度は45度、後足の角度は135度』を分かりやすく言うと、スタンスを『逆八の字』にするということです。

スタンスを『逆八の字』にする
ケリースレーターのスタンス

逆八の字にすることで安定感が増し、ボードをより押さえつけることが出来ます。ただし、逆八の字で立つとがに股になってしまいますので後ろ膝をぐっと内側に入れ込む意識が必要になります。

後ろ膝をぐっと内側に入れ込む

角度ではなく位置を変えてみる

足の角度や向きではなく足の位置を変えてみるのも面白いですよ。位置を少し変えるだけでもボードの動きが変わります。

足の角度や向きではなく足の位置を変えてみる

先程のケリースレーターの画像をもう一度見てみましょう。前足がかかとよりに位置しているのが分かります。

ケリースレーターの足の位置

まとめ

いろいろなバリエーションを紹介しましたが、あくまでも”こういうことを試してみると何か新しい発見があるかも♪という提案です。サーフィンは人それぞれ違ったスタイルがあるので、どれが正解とかどれが間違いとかもありません。ハウツーを鵜呑みするのではなくいろいろ試してみて自分に合ったものを取り入れる姿勢も上達するために必要かと思います。今回の記事が上達のきっかけになれば幸いです。