アルメリック DFR

この記事を見に来ている方の目的は、アルメリック DFRの感想とインプレですよね。サーフィン歴20年、腰からオーバーヘッドの波で何回も試乗してみた感想とインプレを紹介していきます。

アルメリック DFRについて

DFRは、デーンレイノルズのシグネチャーモデルです。デーンと言えばフリーサーフィン界のスーパースター。まさに天才といえるライディングは、多くの人を魅了しています。デーン× DFRのライディングを見てみましょう♪

キレキレですよね!!難易度の高いエアーをサクッと決めまくりです。スピードがグイグイ出ているのも分かりますよね。DFR、かなり調子良さそうに見えませんか?

実際、かなり調子いいです♪ パンフレットを見ると、”ウルトラ モダン ショート”みたいなことが書いてあります。

それってどんなだよ!!って思ったんですが乗ってみて分かりました。DFRはまさにウルトラ モダン ショートです!!

今流行りのミニボードではありません。小波用のロッカーのないボテッとしたボードでもありません。ハイパフォーマンス系のボードになります。

それは、アウトラインを見れば分かります。

DFRのアウトライン

アウトラインがスラッとしていますよね。実際に現物を触ると写真以上に細い感じを受けると思います。

では、従来のパフォーマンス系のボードとどこが違うの?ってことですが、長さに違いがあります。DFRの場合、自分の身長と同じ長さで乗ることが出来ます。

従来のパフォーマンスボードより若干短く乗れるってことですね。デーン本人もDFRを自分の身長と同じ長さの6’0”×19”×2 3/8”というサイズで乗っています(183cm×79kg)

アルメリック公式ディメンション

アルメリックの公式サイズ表

DFRの感想とインプレ

アルメリックのDFRを小波からオーバーヘッドまで試乗したインプレです。何度も言いますが、このDFRはかなり調子がいいボードです。

私が感じたポイントを挙げて行きます。

■ 滑り出しが速い

■ サイズは短いが、実際に乗ってみると短さは全く感じない

■ 自分の狙いたいラインが描ける

■ トップでアクションを入れるときの感触がいい

■ 踏み込むとスピードがグイグイ出る(加速したいときに応えてくれる)

以上のことを感じました。ターンして良し、当てて良し、走って良し、飛んで良し、全てのポイントで素晴らしいボードですね。

ただし、ある条件があります。それは、胸以上の波で乗った場合という条件です。

もちろん、ヒザ、腰でも乗れます。乗れますが大きなインパクトは感じません。まぁ、普通のショートボードかな~くらいの印象です。

ところがです。

サイズが胸を超えてくると、もの凄いインパクトを感じます。自分の描きたいマニューバーにビタッと板がはまってくれます。このフィーリングって結構大事なんですよね。自分のイメージと実際のライン取りがどこまでシンクロするかどうか?

これがシンクロすればするほど、マジックボードになる可能性がアップします。私にとってはこのDFRが抜群にシンクロしました。最近は胸以上のコンディションではDFR一択ですね。安心してサーフィン出来ます♪

アルメリック DFRはこんなサーファーにオススメ

DFRはハイパフォーマンス系のボードです。自分でマニューバーを描ける中級者以上のサーファーにフィットします。コンペ派のサーファーにもオススメしますよ!自分の実力以上のものを引き出してくれる可能性があります。

デーンが好きな方ならぜひ乗ってみてください。さすがにデーンの様なエアーとはいきませんが、イメージは共有出来ると思います。

では、初心者には向かないのかというと、正直向かないですね。

初心者なら同じアルメリックでもNew Flyerのほうがオススメです。初心者には向きませんが初心者上級辺りであれば大丈夫です。レベルアップの手助けになってくれると思います。

私の周りにDFRに乗っているサーファー(中級者以上)が何人かいますが、DFRは抜群の高評価を受けています。皆さん中級者以上なので今までにいろんなボードに乗ってきたはずです。ボードに強いこだわりがある人もいます。

その彼らが口を揃えて、『DFRは調子いい!!』と言っています。

ここまで評価が高いボードはあまりないですね。普通は感想が割れるものです。個々のサーファーの感じ方はレベルやコンディションによって変わってくるものだからです。こういうことから考えても、いかにDFRが調子いいボードなのか分かってもらえると思います。

以上がアルメリック DFRの感想とインプレとなります。参考にしてくださいね!