サーフィンのイメトレと言えば、やはり動画を見ることですよね!トッププロのライディング動画は、体の使い方やハンドアクション、ライン取りや技のコンビネーションなどたくさんのことを教えてくれます。
しかし、トッププロの動画を見る=役に立つイメトレということは一概には言えません。
ツアーを回るトッププロ達の技術は、一般のサーファーとはあまりにも大きくかけ離れています。技術だけではなく体力や筋力も私たちとは違います。
ケリースレーターやミックファニング、ジョンジョンやガブリエルメディーナといったトッププロ達の動画は見ていてカッコイイですが、それが私たち一般のサーファーにとって実際に役に立つイメトレに繋がるかどうかは正直微妙ではないでしょうか。技術レベルがあまりにも違います。
そこで一般サーファーにオススメしたいイメトレ方法を提案します。
それは、”メンズプロのライディングを参考にするのではなく、ウィメンズのプロのサーフィン動画を参考にイメトレする” ことです。
ウィメンズプロのライディング動画を参考にイメトレする
近年、ウィメンズプロの実力はメンズプロに劣らないほどレベルが上がってきています。WSLなどのコンテストを見れば、そのレベルの高さに驚くはずです。
ですが、やはりメンズのトッププロに比べると一段レベルが落ちてきます。多くのスポーツでそうであるように体格的な事や体力、筋力などの違いなどによりそうなるのではないでしょうか。
上記のことを私たち一般サーファーの視点から考えた場合、技術はもちろん体格的な事や体力、筋力などの違いがあり過ぎるメンズプロのライディングを参考にするより、大きな差はあるものの現実離れするほどの差ではないウィメンズプロのライディングを参考にしたほうがより現実的なイメトレになるのではないでしょうか。
賛否両論ありそうですが、あくまでも個人的な意見です。実際、私個人ウィメンズのライディング動画をよく参考にしています。今回はイメトレにオススメのウィメンズ動画を何本かご紹介します。
オススメのウィメンズのライディング動画
■ Carissa Moore(カリッサ・ムーア)170cm、64kg
【この動画の見どころ】
*ターン時の姿勢(胸と太ももが引っ付くくらいの体勢)
*ボトムで右手を小刻みに動かしてトリミングのタイミングをはかっている。
*カービングターン時、トップでの前足(しっかりと伸ばしている)
*カットバック
■ Stephanie Gilmore(ステファニー・ギルモア)178cm、67kg
【この動画の見どころ】
*力みのない柔らかいスタイル
*アップス&ダウン
*シームレスなレールワーク
■ Tyler Wright(タイラー・ライト)170cm、67kg
【この動画の見どころ】
*重心が低い体重を乗せたライディング
*アップス時、右手のハンドアクション(上から下に落とす様なアクション)
*カットバック
*バックフッターにオススメ
■ Sally Fitzgibbons(サリー・フィッツギボンズ)170cm、59kg
【この動画の見どころ】
*エアーリバースの練習過程が分かる
*ウィメンズのトッププロでもエアリバは難しいという現実
■ Carissa Moore & Lakey Peterson
【この動画の見どころ】
*小波での体の使い方
*小波でのボトムターン&トップターン
この記事のまとめ
参考にしやすい様に身長と体重を表記しました。ウィメンズとはいえ、体格的には日本人男性の平均に近いので、よりイメージしやすいと思います。
ウィメンズなので特に筋力が強いと言う訳ではありません。基本的なレールワークやターンなどは本当に勉強になります。イメトレの参考になれば幸いです。
プロからサーフィンを教わろう!!