サーフィンのバタ足って必要なの?

サーフィンでテイクオフする時にバタ足するサーファーいますよね。初心者はバタ足している上手いサーファーを真似してバタ足しているパターンも多いと思います。でも、そのバタ足って本当に必要ですか?

 

オーストラリアでの出来事

オーストラリアでの出来事

日本でサーフィンを始めた私は、他の多くのサーファーがバタ足していたのでテイクオフ時にはバタ足するのが当たり前だと思っていました。

 

先輩にも『水泳でもバタ足は使うし、どう考えてもバタ足したほうがパドルが速くなるでしょ。だからやった方がいいよ。』と教わりましたしね。

 

数年後、オーストラリアにトリップに行きました。サーフしたポイントはスナッパーロックスやD-bahなど世界的なポイントです。オッキーやルーク・イーガン、まだ10代だったミックファニングのサーフィンを生で見て衝撃を受けました。

 

それ以上に衝撃だったのが、友人に紹介されて一緒に入ったスナッパーのローカルに言われた言葉でした。彼は私のサーフィンを見てこう言ったのです。

 

『ねえ、なんでバタ足するの?ほら、ピークを見てみなよ。ここではプロでもローカルでもそんなことしているヤツはいないだろ?もっと上手くなりたいのならバタ足はやめなよ。』

 

バタ足するのが当たり前だと思っていた私は『そんなことないだろ、バタ足したほうが絶対速いだろ』と思いましたが、確かにバタ足しているサーファーはそこにはいませんでした。

 

そして彼は最後にこう言いました。

 

『バタ足はクールじゃない。カッコ悪いんだ。ここらでサーフしている日本人のバタ足を見てウザいと思っているヤツは結構いる。やめたほうがいいよ。』

 

バタ足しなくても波に乗れるし速さは変わらない

ローカルにそう言われた私はすぐにバタ足を使ったパドルとテイクオフをやめました。

 

私が衝撃を受けたのは彼の言葉もそうですが、実際にバタ足しなくても何ら問題なく波に乗れたことです。それどころかパドルが以前より安定し、テイクオフの質が上がったのをすぐに体感出来たからです。

 

テイクオフの速さもバタ足ありとバタ足なしでは体感で変わりはありませんでした。逆にバタ足をやめたことで波のピークやパワーのあるところをしっかりと見定めてテイクオフするようになりました。

 

バタ足すると軸がぶれる

海でバタ足でパドルしている人がいたらよく観察してみてください。ボードが左右にぶれているのが分かると思います。足をバタバタさせるので当然と言えば当然ですね。

 

バタ足はうざがられる

バタ足はうざがられる

『バタ足はクールじゃない。カッコ悪いんだ。ここらでサーフしている日本人のバタ足を見てウザいと思っているヤツは結構いる。やめたほうがいいよ。』と言ったオージーローカル。

 

なんでうざがられるのか?これは自分がバタ足をしていた頃は気が付きませんでした。バタ足するとラインナップでバシャバシャと水が跳ねます。まずこれがうざがられる原因その1です。うねりが来る度に隣でバシャバシャやられるとやっぱり嫌ですよね。顔に水もかかりますし。

 

また、バタ足は波にがっついている印象を与えます。これがうざがられる原因その2です。うねりに合わせてささっとパドルだけで波に乗るのと、バシャバシャいわせながらと波に乗るとでは周りに与える印象が違うのです。バタ足がクールじゃない、カッコ悪いと言っていた彼の言葉はその通りだと思います。

 

逆に考えると、バタ足してうねりを追うことで『この波はオレが行くんだ。』というアピールにはなります。がっつき上等ならこのアピール方法もありですね。

 

まとめ

上記はあくまでも私の考えです。バタ足に効果があるという方もいますし、プロや上級者でもバタ足を使っている人はいます。サーフィンの醍醐味はその自由さです。なのでどんなサーフィンをするかは個人個人の好きにすればいいと思います。

 

ただし、自分のサーフィンを客観的に見ることも上達には必要です。自分がどんなパドル、テイクオフをしているのか、どんなライディングをしているのか、ビデオで確認したり周りに指摘してもらうことは重要だと思います。そうでないと、上手いけどスタイルがないカッコ悪いサーフィンになってしまいますよ。

 

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