デッキパッドの貼り方と貼る位置あれこれ

サーフィンのデッキパッドの貼り方と貼る位置について解説します。サーフィン初心者やデッキパッドを自分で貼ったことがないサーファー向けの記事となります。デッキパッドを貼る位置について知りたい方にも参考になるかと思います。

デッキパッドの貼り方

プロサーファー関野聡氏によるデッキパッドの貼り方実演

かなり丁寧な貼り方なのでデッキパッドを自分で貼ったことがない方、初めて張る方には参考になるかと思います。

もっと簡単に貼りたい場合はNAKI SURFさんが紹介しているデッキパッドの貼り方もアリです

かなりワイルドな張り方ですがこれはこれでありです。

Julian Wilson(ジュリアンウイルソン)による貼り方実演

トッププロの貼り方なので参考になります。ちなみにジュリアンは3ピース構造のデッキパッドを愛用しているとのことです。センター部分を張ってからそれに合わせてサイドを張るやり方です。

デッキパッドを貼る位置に悩む場合

デッキパッドをテールエリアのどの位置に貼ればいいのか分からない場合は、リーシュカップを目安に張ることをオススメします。

基本的にはリーシュカップのすぐ上の位置にデッキパッドのエンド部分を合わせます。デッキパッドによってはエンド部分の真ん中がリーシュカップ用にくり抜かれているのでその部分をカップに合わせます。

この様にリーシュカップぎりぎりに貼ることでボードの後ろにしっかりと乗ることが出来ます。ボードの回転性も向上します。

基本的にはリーシュカップのすぐ上の位置にデッキパッドのエンド部分を合わせますボードによってはリーシュカップが真ん中ではなく右側や左側に付いていたりしますが、その場合でもリーシュカップの位置を目安に貼ればOKです。フィッシュで尾びれ部分にカップがある場合はフィッシュ用のデッキパッドを使用してください。

上記の説明はあくまでも基本。貼る位置は自由でOK!!

基本的には先程説明した位置に貼れば問題ありませんが、自分の癖やボードのタイプによってはパッドの位置を自由に変えてもOKです。

例えばパフォーマンスを上げるためにテールエンドぎりぎりまで使いたい場合、どうしてもリーシュカップが邪魔になります。

リーシュカップが邪魔になりますこういう場合、私はデッキパッドをカッターで切ったりして加工します。例えばこんな感じでくり抜いています。かなり適当な仕事ですがデッキパッドは消耗品なので見栄えは気にしていません。

私はデッキパッドをカッターで切ったりして加工します

こうすればテールのギリギリまで後ろに乗れます。たかだか2~3cmしか変わりませんがパフォーマンス性能は驚くほど上がります。自分の癖やボードのタイプによってはこの様にデッキパッドを切ったりして加工してもいいんです。

『新しい板買ったけど、あまり調子良くない。動かない。』なんてことありますよね?そういう場合でもデッキパッドを加工して後ろに下げてみると調子の良い板に変わる可能性があります。

板を買い替えるのはコストがかかりますが、デッキパッドを変えるだけなら数千円のコストですむのでやってみて損はないはずです。

デッキパッドの隙間を作る派?作らない派?

デッキパッドには1ピース構造のものや複数ピースに分かれているものがあります。ワンピースのデッキパッドはそのまま張ればOKですが、複数ピースの場合は隙間を作って張ったほうがいいのか、それとも隙間なしで張ったほうがいいのか迷いますよね。

1ピース構造のデッキパッド

1ピースのデッキパッド

3ピース構造のデッキパッド

3ピース構造のデッキパッド

隙間を作るか作らないかは好みです。個人的には隙間を作る派です。隙間を作るとその部分のグリップが増す感じがしますし、テールの広い範囲をカバー出来るからです。
ちなみにケリースレーターは隙間を作る派ですね。動画をご覧ください。

デッキパッドを張ってから24時間はノーサーフがベター

せっかく張ったデッキパッド、少しでも長く持たせたいですよね?デッキパッドを張り終えたら24時間ほどなじませたほうが剥がれにくくなります。すぐに使用しても問題ないですが、経験上1日置いた時より耐久性が落ちます。参考になれば幸いです。

プロからサーフィンを教わろう!!

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