サーファーと椎間板ヘルニア

サーフィンを長くやっていると必ず出てくる腰痛の問題。椎間板ヘルニアや坐骨神経痛になってしまうと、サーフィンを続けることが出来なくなるほど辛い日々が続きます。

 

なぜ、サーファーが椎間板ヘルニアになってしまうのか?どうやったら痛みを克服してサーフィン出来るようになるのか?ヘルニアなどの腰痛について書いてみます。

椎間板ヘルニアを克服した私の方法

私も椎間板ヘルニアを経験しています。その当時は、サーフィンをまともにすることが出来ず辛い日々を過ごしました。この辛い日々というのは、ヘルニアになった人しか分からないと思います。サーフィンだけではなく仕事、生活、全てに影響をきたします。

 

なんとか改善させたいと思い、たくさんの本を読み、様々な処置を試してみました。藁をもつかむ気持ちで怪しい療法にも手を出したこともあります。いろいろと実践してみた結果、手術なしで、今では普通にサーフィン出来るまで回復することが出来ました。

 

ここでは、私が実践してみて効果のあった方法、療法、書籍を紹介します。どの方法も安い費用で実践出来るので騙されたと思ってやってみてください。

 

私は、この3つで克服しました!

 

中川式腰痛治療法 (DVD)
バラコン運動 (ゴムバンドを使った療法)
椎間板ヘルニアは手術なしで治る (バラコン運動の解説書)

 

中川式腰痛治療法とは?

中川式腰痛治療法

 

中川式腰痛治療法は、愛知県にある鞍ヶ池ヘルスケア院長の中川卓爾氏が考案したストレッチ療法です。

 

延べ50万人以上の患者(あらゆるレベルのスポーツマン、あらゆる職業、老若男女)を診てきた実績はもの凄い説得力があります。医者に見放された人、何度も入退院くり返し再発をくり返している人等がこの中川式ストレッチングトレーニングを会得して治しています。詳しい評判などは、GoogleやYahooで検索してください。

 

⇒⇒⇒ 中川式腰痛治療法の公式サイト

 

私はこの 中川式腰痛治療法を実践しました。愛知のクリニックに通える距離であれば直接通院することも出来ますが遠方だったためDVDを購入しました。交通費、治療代を考えると、試してみる価値が十分あったからです。

 

結果、驚くほどに椎間板ヘルニアによる痛みが改善されていきました。今までいろいろな療法を試しましたが、この中川式が1番効果がありました。

 

騙されたと思って、試してみる価値は十分ありますよ!!しかも、効果がなかった場合は100%返金対応してくれるので安心して試すことが出来ます。

 

バラコン運動

バラコンとはバランスコントロールバンドの略で太いゴムチューブです。

バラコンバンド ゴムバンド(チューブ) 

このゴムを使ってエクササイズするのがバラコン運動になります。元々は、”椎間板ヘルニアは手術なしで治る―75万人の痛みを解消した実証をあなたへ”という書籍に書かれているエクササイズ方法です。(AmazonやGoogleで検索すると、すぐに出てきます)

 

書籍が1000円程、ゴムも2000円程で購入出来ますので、中川式ストレッチと併用して実践しました。バラコンを腰に巻き付け、腰を回したり左右に振る動作を繰り返します。そうすると腰痛が改善されていきます。

 

これをやった日はものすごく調子が良くなります。即効性があるということですね。治療院でもこのバラコン運動を導入しているところは多いとのことです。

 

もし、あなたがヘルニアに苦しんでいるサーファーなら上記の方法を参考にしてください。もしあなたが、まだヘルニアになっていないのならこれから書くことを頭に入れておいてください。

 

サーフィンを少しでも長く続けたいのなら、ヘルニアにならないように予防と対策をしておくことが本当に大切なんです。

なぜ、サーファーが椎間板ヘルニアになりやすいのか?

人間の身体の中心には背骨が通っています。24個の骨が積み木のように重なっていて、この骨と骨の間には椎間板とよばれる軟骨があり、クッションの役割をはたしています。

 

椎間板ヘルニアは、この軟骨が激しい運動などで外に飛び出し神経を圧迫することにより激しい痛みやしびれを引き起こします。

 

椎間板ヘルニアの図椎間板ヘルニアの拡大図

 

ヘルニアは背骨のどの部分でも起こる可能性はありますが、サーファーに1番多いのは腰の辺りになります。

 

椎間板ヘルニアの場所主な症状として、

*腰が前に曲がりにくい

*腰や背中がひどく凝る

*腰を曲げると太股やふくらはぎにしびれるような痛みが走る
 (坐骨神経痛)

*痛みで歩行困難になる

*朝起きる時に、激しい痛みがある

*片側の下肢痛。臀部から足にかけ猛烈な激痛

 

では、なぜサーファーが椎間板ヘルニアになりやすいのか?それはいくつかの原因があります。

原因その1  背骨を反るパドリング

これが1番の原因です。背骨を反ることで椎間板を押し出そうとする力が継続的にかかってしまいます。パドリングを必要とするサーファーだけではなく、うつ伏せ寝をする方やうつ伏せで読書したりTVを観たりする方はヘルニアになりやすいと言われています。

 

背骨を反る運動を必要とするサーファーは、どうしても椎間板ヘルニアになり易いのです。サーフィンをやればやるほど、上手くなろうとすればするほど、腰への負担は大きくなりヘルニアを発症してしまう確率も上がってしまいます。

 

職業病と言っても過言ではありません。トッププロたちも腰や膝、首などに慢性的な問題をかかえています。

原因その2  ボトムターンやトップターンでのひねり

足はボードをしっかり押さえ、体は進行方向に向ける。これがサーフィンの基本スタンスです。ですが、このスタンスは腰に悪影響を及ぼします。同じ様なスタンスをする横乗り系のスポーツ(スケボー、スノボーなど)は全て腰への負担が大きいスポーツです。

 

サーフィンの場合、ボトムターン時やトップターン時にひねりが加わります。それも力を溜めてからのひねりになるので、腰への負担がかなりかかります。このことも椎間板ヘルニアになってしまう原因と考えられています。

原因その3  冷えと疲労の蓄積

特に海水の冷たいエリアでサーフィンしている方は要注意です。冷えもヘルニアに繋がる原因のひとつです。そして、疲労の蓄積もヘルニアを引き寄せてしまいます。サーフィンを毎日すれば、確実に上手くなっていきます。しかし、腰への疲労はどんどんと蓄積されていきます。

 

ある日、その臨界点を超えたときに重い腰痛として姿を現します。そうなってから、後悔しないために、日頃から意識して体のメンテナンスをしていくことが重要になります。

 

*パドル時はあまり背を反らさない

*ターン時にあまり捻らない、溜めない。

*冷えた体は風呂でじっくり温める。

*無理して毎日サーフィンしない。(疲労の蓄積を防ぐ)

*ヨガやストレッチを取り入れる。

 

以上のことを意識してやるだけでも、腰痛を未然に防ぐことが可能です。サーフィンが好きでこれからも長くやっていきたいと思うのであればすぐにでも実践してください。

 

実際にケリースレーターやロブマチャドといったプロたちも、ヨガやストレッチにしっかりと取り組んでいます。

 

体のメンテナンスがいかに重要か知っているからです。だからこそ、40歳を超えた今でも世界のトップとして活躍出来るのです。ライディングだけではなく、こういった姿勢も見習うべきだと思います。

サーファーのための椎間板ヘルニアまとめ

まずは椎間板ヘルニアにならないことが重要です。なってしまうと本当に泣きたいくらい辛くなります。大好きなサーフィンだって続けることが出来なくなります。日々、体をしっかりとメンテナンスする意識を持ってサーフィンしましょう。

 

すでに、椎間板ヘルニアなどで苦しんでいるサーファーには、中川式腰痛治療法とバラコン運動をオススメします。もちろん、ヘルニアの状態によって効果は変わると思いますし、効果が表れない場合もあるでしょう。しかし、費用も安価なのでダメ元で試してみる価値は十分あると思います。腰痛でお悩みの方はどうか参考にしてください。