WSL最終戦Billabong Pipe Mastersがパイプラインにて開催されジョンジョンことJohn John Florenceが準優勝しワールドタイトル2連覇を決めました。
今シーズン、ジョンジョンが優勝した大会は第3戦のマーガレットリバーのみです。しかしながらどんなコンディションでもコンスタントにポイントを積み重ねて2連覇を達成しています。
以前ジョンジョンがインタビューで『ワールドタイトルを獲るためにはどんな波でもサーフィン出来なきゃいけないし、エアー、バレル、ターン全てが出来なければいけない。』と語っていましたが、まさにそれを証明した戦いぶりでした。
John John Florence’s 2017 Journey to World Title No. 2
John John Florence vs. Jeremy Flores – FINAL – Billabong Pipe Masters 2017
WCT選手32名中、生き残ったのは?
WCTは選ばれし32名+ワイルドカードの選手がタイトルを争っています。WCTはDream Job(ドリームジョブ)と呼ばれる程サーファーにとって憧れでもありますが、そこで生き残るのは熾烈です。
32名中トップ22名までは来年度もツアーに参加出来ます。残りは来年のWCT出場権を失い下部ツアーのQS落ちになるか、引退するかになります。そして空席になった10人分に下部ツアーQSのトップ10が新たにWCT入りします。トップ22に残った選手は以下になります。
QS落ちになるか、引退する選手が以下です。
24位のBede Durbidge、32位のJosh Kerrのは引退を表明しています。ちなみにこの2人はオーストラリアでミックファニングらと共にビール会社を設立してかなり上手くいっています。
ちなみにWCT選手はQSにも参戦出来るので、保険としてQSの大会を回っている選手もいます。29位のEzekiel LauはQSランキングで10位に入っているので来年もWCT入り確定です。その他の選手はQS落ちか引退になります。
おい!!28位にケリースレーターがいるじゃないか!!ケリーはどうなるんだ?
45歳のケリーは今シーズン骨折していくつかの大会を欠場しています。
来年度は怪我をしてツアーを回れなかった選手に救済措置として与えられるワイルドカードでの出場が濃厚とされています。引退も噂されていますが、まだまだその雄姿を見ていたいですよね。9月にはケリースレーターが資金を投入して開発したウェーブプールでのWCT開催も予定されています。サーフィンの歴史に新たな1ページが刻まれる年になりそうです。