サーフィンに暗黙のルールがあります。審判のいない海の中ではそのルールに従ってサーフィンすることがハッピーサーフに繋がります。そのルールを破ってしまうと時には痛い目にあうこともあります。今回はサーフィンの暗黙のルールについてです。
サーフィンのルールその1 ワンマンワンウェイブ!
これはサーフィン暗黙ルールの1番大事なルールです。
基本的に、1本の波に1人のサーファーしか乗ることが出来ません。(ライトとレフトに割れる波であれば2人。)
1本の波に何人も乗ってしまうと必ず事故に繋がります。それを未然に防ぐために昔から受け継がれてきた暗黙のルールです。
サーフィンのルールその2 前乗りするな!!
前乗りとは、すでに波に乗っている来ているサーファーの前でテイクオフしたり、波に乗ったりすることです。ドロップインとも言います。
画像では女の子が前乗りしています。この場合、後ろにいるサーファーの邪魔になりますし事故にも繋がります。
サーフィンで1番トラブルになり易いのが、この前乗りです。前乗りが原因でケンカに発展する場合も多々あるので注意が必要です。ですが、注意していても知らずに前乗りしてしまうこともあります。その場合は素直に謝りましょう!!
サーフィンのルールその3 ローカルはリスペクトしよう!!
ポイントにはそのポイントをホームビーチとしているローカルが存在します。ローカルの中には、ビーチクリーンやポイントを守るために活動している人達もたくさんいて、そのポイントに愛着を持ってサーフィンしています。
基本的にビジターはローカルの邪魔にならない様にサーフィンすれば何の問題はありません。海は誰のものでもありませんしね。問題になるのは、ガツガツしていたり、前乗りしたり、集団で入ってきたりしてピークに陣取ったりする場合です。
こういった行為は、ローカルに限らずサーファーとして気持ちのいいものではありません。ポイントによっては暗黙のルールや独特のリズムがあるところもあります。そのルールやリズムを崩してしまうとトラブルの原因となります。ローカルがキツいポイントではパンチアウトも起こります。
ローカルが偉いとかローカルが1番だということではありません。中にはローカルというだけで横柄な態度をとっているサーファーもいます。もちろん、そんなローカルはリスペクトする必要はありません。
サーフィンをハッピーに楽しむためには、そこに住む人、そこでサーフする人の気持ちを考えてサーフィンするようにしましましょう。
オマケ
以上のルールはプロだろうとローカルだろうと共通のルールです。ですが、ルールが破られるとトラブルになります。ゴールドコーストのバーレーヘッズでローカルとケンカ騒動をおこすサニーガルシア(ハワイ出身のトッププロ)のニュース映像 ↓↓↓
サニーガルシアの息子がローカルポイントでルール無視をやったらしい。その態度に怒ったローカルが注意すると、逆切れし、更に親父のサニーも逆切れしてローカルを絞め落とした事件です。
この事件後、バーレーヘッズのローカルたちはサニーをシメるべく必至に居場所を見つけようとしましたが、サニーはそのままハワイに飛んで帰ったとのことです。プロでもローカルでもビジターでも関係ありません。楽しくサーフィンするために、しっかりとルールを守ってサーフしましょう!!