JS DROPPED SWALLOW(ドロップドスワロー)の感想とインプレ

 

JSのNewモデル『DROPPED SWALLOW(ドロップドスワロー)』に、実際に乗ってみた感想とインプレです。このJS DROPPED SWALLOW(ドロップドスワロー)には、JSの新技術が導入されています。今回は、その新技術を紹介しながら、JS DROPPED SWALLOW(ドロップドスワロー)の感想とインプレをお届けします。

JS DROPPED SWALLOW(ドロップドスワロー)の特徴

JS DROPPED SWALLOW(ドロップドスワロー)の特徴

JS DROPPED SWALLOW(ドロップドスワロー)は、小波用のボードです。レールはミディアムフルでしっかりとしたボリュームを感じます。

 

フィンセッティングは、FCSの5フィン標準装備。トライフィン(3本)でもクアッド(4本)でも遊べます。

 

アウトラインですが、かなりワイドなデザインになっています。小波用ボードに多いボッテっとしたアウトラインです。

 

JSには他にもMatrixやPier Ponyといった小波用のモデルがあります。アウトラインの違いはこんな感じ ↓↓↓

 DROPPED SWALLOWとMatrixの違い

MatrixよりはワイドでPier Ponyよりは細くなっています。2つの小波用モデルの中間くらいのボード幅です。JSが小波用ボードを突き詰めていく中で導いた一つの答えが、DROPPED SWALLOWのアウトラインだと思います。

JS DROPPED SWALLOW(ドロップドスワロー)の新技術

新技術その1 先鋭的なテールデザイン

DROPPED SWALLOWのテールは、モデル名のとおりスワローテールです。ですが、通常のスワローとはデザインと性能が異なります。

 

通常のスワロー

通常のスワローテール

DROPPED SWALLOWのスワロー

DROPPED SWALLOWのスワロー

違いが分かると思います。DROPPED SWALLOW(ドロップド スワロー)のテールは、スワローとスカッシュを組み合わせた独特のテール形状です。かなり先鋭的なデザインですよね。

新技術その2 カーボンストリップ

特に新技術と言うほどでもありませんが、JSにカーボンストリップが正式に導入されたのはこのNewモデルからです。

DROPPED SWALLOW(ドロップド スワロー)のカーボンストリップ

カーボンストリップが入ると、ルックスがカッコよくなりませんか?でもルックスだけではないですよ!!

 

JSの公式ページでもこのカーボンは見かけだけじゃないと強調しています。トッププロ達からのテストドライブで得たデータを元に、フレックスと強度を絶妙にマッチングさせているとのことです

 

今回、ドロップド スワロー以外にも2つのNewモデルが発売されています。レボリューション2とエボリューションです。

 

この2つのモデルにもカーボンストリップは使われていますが、それぞれカーボンの長さが違います。ただ単にカーボンストリップを張るのではなく、モデルの性能に合わせて微調整するあたりはさすがJSといった感じがします。

JS DROPPED SWALLOW(ドロップドスワロー)のインプレ

では、DROPPED SWALLOW(ドロップドスワロー)に乗ってみた感想とインプレです。

 

今回乗ったボードはコレ ↓↓↓ (5’7 20 1/8 2 1/2)

今回乗ったJS DROPPED SWALLOW(ドロップド スワロー)

20 1/8なので、脇に抱えると改めてワイドさを実感させられます。持っただけで安定感の良さがイメージ出来ました。

 

フィンは、Kinetik RacingフィンのJP -PARKOモデルをチョイス。ドライブ&リリース性能に優れたJoel Parkinson(ジョエル パーキンソン)のシグネチャーモデルです。 ↓↓↓

 

Joel Parkinson(ジョエル パーキンソン)のシグネチャーモデル

まずはテイクオフの感想から。*試乗したのは腰~腹のコンディションです

幅がワイドなので、パドルがやり易いですね。しっかりとした浮力を感じながらグイグイと進んでいく感じです。

 

テイクオフは、かなり速いです。Matixと同じくらいの速さはあると思います。ノーズロッカーが若干あるのでその分どうなのかなと思いましたが、関係ありませんでした。普通に速いですね。

ターンやドライブ感についての感想

スワローテールの影響でしょうか、小波用のボードでは感じたことがない抜群のドライブ感が得られます。ノーマルのスカッシュテール以上にドライブが効きます。

 

おそらく、テールのカクカクしている形状が乗り手の体重移動に敏感に反応していると思われます。

縦へのアクションについて

かなりクイックにアクションを入れることが出来ます。これも独特のテール形状が効いているのだと思います。

 

あのカクッとした角の部分が支点となって、縦へのキッカケが作り易いといったほうが伝わるかもしれません。

 

リエントリーの安定感もいいですね。幅がワイドになっている分、しっかりと受け止めてくれます。安心してアクションを入れられるのは、ポイントが高いですよね。

 JS DROPPED SWALLOW(ドロップドスワロー)に対する私の結論

まず言えることは、このボードは浮力系だと言うことです。自分で積極的に動き、アクションを狙っていくパフォーマンス系ではありません。ですが、小波用ボードの中では、抜群にアクションを狙っていけるモデルです。

 

DROPPED SWALLOW(ドロップド スワロー)は、このようなサーファーにオススメします。

■ 小波でもキレのあるアクションを狙いたい

■ 小波でもスピードとドライブ感を味わいたい

■ ある程度、ボードに走って欲しい

■ 小波でのテイクオフを速くしたい

 

しっかりとしたボリュームがあるのでとても乗り易いサーフボードです。初心者にも安心してオススメできます。

 

まだまだ浮力には頼りたくない、でも体力は落ちてきている。。。そんなサーファーにもオススメです。しっかりとした浮力とパフォーマンス性で、サーフィンが楽しくなりますよ♪

 

以上が、DROPPED SWALLOW(ドロップドスワロー)の感想とインプレです。